2017年8月6日日曜日

5月23日(火)育児と向き合う

 通常業務。
 かきを子犬部屋から出して自由にさせている時。なるべく気をつけて見てはいるのだけど、知らぬ間に粗相をされる。それも、キッチンマットの上。そのたび洗濯機を回して、天気がよければ外に干すか、そうでなければコインランドリーに持って行って乾燥機にかける。『子犬と暮らす』というのは、コントロールできないそんな出来事のくり返しなのだ。頭では解かっているものの、あんまり毎日くり返されるとヒステリックにもなる。そうして、余裕のない自分にイヤ気がさす。
 この数週間、ぼくがひとりで世話していたことも原因のひとつかもしれない。「可愛さ」が「憎さ」にとって替わる瞬間。そうしてまた、自分にイヤ気がさすのだ。
 そろそろ、限界かもしれない。近いうちに、引き取ってもらおう。もらわれるべきお家に。
 犬は、成犬になればなるほどかわいさが増す。飼い主が試行錯誤しながら「しつけ」をして、できるようになった「しつけ」の分、犬と飼い主が共有できる『喜び』もまたひとしおなのだ。それに比べたら、子犬時代の愛くるしさというのは、ある種の幻想ではないかとすら思う。
 夜は、有希作の晩ごはん。トマトソースのパスタやら、クミンの入ったサラダやら。久しぶりに赤ワインものむ。
 録りためていた英国のTVドラマ「ダウントン・アビー」を一挙に見る。この早いテンポと、見過ごせない物語の顛末。最終シーズンも、すっかり夢中である。

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