2016年12月30日金曜日

12月29日(木)おかゆと自家製の梅干し

 朝、コートを何重にも着込んで愛犬をトイレに連れ出す。寝込んでても、朝夕のこれはサボれない。犬を部屋飼いするメリットとデメリットを天秤にかけて、ぼくらはメリットの方を選んだのだから仕方のないこと。むしろ、ウチのつぶは部屋飼いしてても「何ていい子なんだろう!」って思うことの方が多い。(ただの親馬鹿ですな。) 
 さすがにお腹がへった。炊飯器におかゆをしかける。有希が何年も前に漬けておいてくれた大ぶりの梅干しを3個ほど入れて。もう一度、寝て起きたら、ごはんにしよう。
 昼過ぎ。起きぬけの有希が「うどん作ろうと思うけどどうする」と云うので、「おかゆ作っといたけど食べる?」と返す。有希が目玉焼きとスープを作ってくれたので、おかゆと一緒に食べる。梅干しが適度に効いたおかゆ、おいしくできた。
 さすがに寝るのも疲れたので、録画しておいたTV番組をふたりでみる。今期のアニメでは、「3月のライオン」をずっとみてるんだけど、コミックスは読んだことがなかったので、みる前はもっと『ゆるふわ』な、いわゆる少女漫画然とした作品なのかと思ってた。アニメが始まったら、まあ、何だかかわいそうな境遇の男の子が主役だわ、将棋はすごく専門的な知識にまで踏み込んでるわで、これはすごい作品だと思ってすっかりはまってしまった。正月には一挙再放送があるらしいので、まだみたことない人は是非。
 その後、また寝る。
 そして、晩ごはん。冷蔵庫の有りもので、有希が肉みそとスープを作ってくれる。おかゆに合う。レタスもちぎったので、肉みそを巻いて食べたり。食欲が戻った。
 何日ぶりかのお風呂にも入って、またまた寝る。

12月28日(水)熱が出るのはウィルスを弱体化させるためで免疫が自ら退治しようとしてくれているから

 <水分を取る→眠る→トイレに行く>のセットをさて何回くり返したことか。さすがに一晩では治らず、仕事を休む。昨夜残業までしてがんばった仕事の納期は来年だから、特に問題はないんだけど、今年中に終わらせておくという思惑が実行できなくてちょっと悔しい。
 とにかく、ウィルスと闘う自分の免疫を応援するために、熱を上げて、安静にして、水を飲んで、眠って、トイレに行ってのくり返し。
 夕方、ウチの母親が病院に行こうと部屋にやって来る。「インフルエンザかもしれないから」と。近くの病院へ連れて行ってもらう。検査の結果、ふたりともインフルエンザA型。してやられたり。母親は今年すでにワクチン接種済みらしく、平気そうだった。
 ぼくは何もほしくない。とにかく胃の中をからっぽにしたかったので、夕飯は食べず。ポカリスエットだけ口に入れて、またひたすら眠る。

12月27日(火)風邪薬はなるべくのみたくないけど時と場合によってはのむ柔軟な主義

 昼過ぎ、妙な咳が出る。風邪か?薬はなるべくのまないタイプだけど、年末のこのタイミングで寝込むのは極力避けたい。即、風邪薬をのむ。
 通常業務、順調。納品2件、完了。
 夕方、有希が高知から帰る。ひどく疲れた顔をしている。彼の第1声「風邪、ひいたかも…」。ありゃりゃー。
 年内に終わらせたい仕事が3点ほどあったので、残業を1時間半する。薬が効いてたのか、ぼくはそれほど辛くない。治ったんじゃないかと思うくらい。
 その後、部屋に戻るとすでに有希は布団の中。ごはんを作る気が全く起きなかったので、近所の台湾料理屋さん東方紅で済ます。最近、ここの回鍋肉定食にはまっている。ラーメン付きをぺろりと完食。
 帰宅後。ぼくは何ともなかったので、しばらく漫画読んだりしてた。岡山で買っておいた鳩山郁子の「寝台鳩舎」。今回の作品も、よい。
 読み終える頃に、「…ん?……あれれ?」。目に見えて調子が悪くなったのに気づく。布団直行。有無も云わずに寝る。

2016年12月27日火曜日

12月26日(月)夢の中のぼくと現のぼく

 今朝は、奇妙な夢をみた。何故か、岬の上の一軒家で暮らしている。「ここなら津波は心配ないね」と云いながら、大きくとられたリビングの窓から灰色の海を見下ろす。冬の海は、しんと静かに波打っている。そんな夢。
 本日、通常業務。ただし、年末年始の休暇に向けた追い込み中。そして、納品と集金。
 ふと。SOFT BALLETが聴きたくなって、聴く。再結成後の「SYMBIONT(2002年)」は、持っているにも関わらずあまり聴いていなかった。森岡賢がこの世から去り、彼の作り出す音楽はもう聴けないのだなあと思ったら、また違う風に聴こえた。
 有希は高知へ。仕事としてお手伝いした写真展の撤収があるとか。きっと何か、おいしいものを食べて帰ってくるに違いない。
 ぼくはと云えば、冷蔵庫に残っていた食材で、テキトウに作って食べた。

2016年12月26日月曜日

12月25日(日)ヒップなレコードと三島公園の夜

 夜更かしした次の日は、朝ごはんも忘れてたっぷり眠る。それで大抵はリセットされる。
 朝風呂。ふたりでバスタブにつかりながら、有希曰く「今年はサンタさん、つぶ(愛犬)のおなかの中に子犬たちを授けてくれたんだね」って。うん。
 録画しておいたTVの深夜ドラマ「トーキョー・ミッドナイト・ラン」をみる。水曜日のカンパネラの、コムアイ主演。1990年代中期から後期にかけて、雑誌STUDIO VOICEやHが発信していた渋谷の風景ってこんな感じだったよなあ、とか。手持ちカメラでワンカット撮影というのがまた、当時のインディーズ映画を思い起こさせる。なつかしい。
 one koanに置きっぱなしだったレコードを回収して、夜のパーティのために入れ替え。とはいえ、ほとんどそのまま。武満徹のレコードを外したくらい。
 よしみさん&ひろさん夫婦主催のパーティが、愛媛県は四国中央市のももやま茶屋であった。ぼくもDJをさせてもらう。レコードでちゃんとDJするのは10数年ぶりかも?持っているレコードが古すぎて恐縮してたんだけど、当時をリアルタイムで知っている人には好評だった。
 ひろさんの12歳になる息子、NEOくんもDJとして参加してた。かつて、ひろさんがロンドンで回していたであろうレコードを、息子のNEOくんが新たな感性でピックアップする。それが妙に新鮮なのだ。親子共演っていうのも、いい。
 しばらく会ってなかったくう食堂さんやまなべ商会さんにも会えた。割烹着を着てない三窪さんにも。
 食事は持ち寄りだったので、すごくバラエティに富んでいた。カレーライスに、おにぎりに、お蕎麦に、グラタントーストに、フレンチトースト、米粉のベジケーキ、イノシシや鶏の肝。有希は、レバパテとピクルス。ぼくはとことこのぱんを持って行った。有希がワインを飲むので、ぼくはノンアルコール。帰りはもちろん、運転手でした。

2016年12月25日日曜日

12月24日(土) my little drum

 日付をまたいで岡山から帰宅後、DJの準備。ただ、機材の調子が思わしくない。試行錯誤してたら、いつのまにか午前4時。さすがにあきらめて、寝る。
 昼前、三好うどんで肉かまたまを食べて、有希とつぶと高松へ。
 イワサトミキちゃんの展覧会に寄ったら、ツクモク農産の一家に偶然遭遇。ミキちゃんの絵は、おいしそうだった。食卓の食べものシリーズ。
 庵治町にあるアンティークショップintimiteにオーディオ機器を設置。夜にはDJをする予定だったけど、機材の不調で急遽変更。クリスマスソングばかり選曲しておいたので、それを流しっぱなしにしてもらう。それはそれで、好評だった。考えてみれば、『DJ』はひとを踊らせる目的でやるもの。クリスマスなら雰囲気作りの方がメインだから、最初から『選曲』でよかったのかも。そう思い直す。
 同じく庵治町にあるアンティークショップdodoでめがね店長とぐだぐだ話して、Remzaでケーキを食べながら珈琲タイム。Remza店主の沖田さんに、愛犬つぶが妊娠したことを改めて報告。メールでも報告していたので、いの一番に祝福してくれた。
 夜はintimiteでキャンドルナイト。ぼくの選曲したクリスマスソングも、すっかりはまっている。キャンドル作家の角田さんとも、久しぶりに話せた。そのまま、持ち寄りパーティになだれ込む。飲んで、食べて、いっぱい話した。満足。