2017年7月30日日曜日

5月15日(月)憧れが粉々になった事件

 午前中、通常業務。
 ネットオークションで落札していた中古レコードが届く。

*ゴダール映画「女と男のいる舗道」の7インチ。
*映画「サウンド・オブ・ミュージック」のサントラLP。
*加山雄三「君のために」LP。
*セルジオ・メンデスとブラジル'66「マシュ・ケ・ナダ」LP。
*セルジオ・メンデスとブラジル'66「分岐点」LP。
*セルジオ・メンデスとブラジル'66「フール・オン・ザ・ヒル」LP。


 後から調べたら、「女と男のいる舗道」はミシェル・ルグランのオリジナル録音ではないらしい。これが発売されていた当時は、原盤権が高かったのかな?日本のミュージシャンを集めて、それらしく録音されたものがサウンドトラックとして出回っていたみたい。それはそれで、リミックスみたく面白いけど。(原曲と聴き比べたら、ノリやミックスが日本的。)
 昼から、臨時休暇。
 父親が処分するという古い本を、高松に持って行く。
 とある昔ながらの古書店に持って行ったら、一瞥しただけで「こんな本誰が買うの?」とキツイ口調で怒られた。『ひょっとして何か貴重なものがまぎれてるかもしれないから持って来たのに、ろくすっぽ見もしないでその云い方はないんじゃない?』と不信感を抱く。ぼく自身はここの品ぞろえがすきで、時々足を運んでは買いものして帰る客のひとりなのに、このぞんざいな扱いには心底がっかりした。どうせ顔さえ覚えられていないんだろう。若いのが、冷やかしみたいに廃品を持って来たんだろうとしか思われていないようだ。
 たぶんもう、この店には来ない。[魅力的な店 < 客をぞんざいに扱う店] という図式にはまってしまったから。いやな思いをこれ以上したくない。お店への憧れは、憧れのままであってほしかったな。とても残念。
 結局、中古書店のブックオフへ。スタッフの方に「申し訳ないですが、ほとんど廃棄ですねー」と丁寧な口調で云われる。こちらも心の中で、『こういう時ばかりどうもすいません、』と思いながらお金を受け取る。〆て63円。
 しかしそのお店で、カントリーキッチンについての洋書と吉田篤弘の小説「ブラッケット・ブルームの星型乗車券」を買ったので、それの足しにはなった。立派な循環。
 高松からの帰り、多度津のTetugakuyaに寄る。珈琲をいただきながら、店主のあやのさんとおしゃべり。
 帰宅して、犬の世話。
 有希は不在だけど、晩ごはんは自炊。コンソメスープと、ささみ&キャベツの炒めもの。にんにくをたっぷりきかせたら、塩と胡椒だけでシンプルな味つけを。hutteのカンパーニュとともにいただきます。

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