2017年3月4日土曜日

3月3日(金)ふきのとうは春の味

 有給休暇、2日目。
 午前。
 ウチの両親が子犬を見にやって来る。同じ敷地内に住んでいるにも関わらず、母親だけはまだ見に来ていなかった。父親の云うことには、「一度会ってしまうと、別れる時につらいから…」という理由で渋っていたんだそうだ。そんなシリアスにならんでも…と思いつつ、母親らしいなあとも思う。そうして今日、やっと。
 案の定、まるで我が孫の誕生を喜んでいるかのようでした。人間の子どもは見せてあげられないので、せめてものわんこ。
 お昼。有希と高瀬のイタリアンレストラン「アルデンテ」でランチ。いつもは夜来て単品を頼むのだけど、ランチサービスはやはりお得。パスタは2種類しかないけど、前菜にサラダ・ガーリックトースト・オムレツがついて、1000円弱であの味を楽しめるのはかなりうれしい。ただし、平日の昼間だけ。有給休暇の時でもないと、食べられない。
 one koan改修のための木材を探して、ホームセンターを巡回。観音寺の西村ジョイにてやっと、米ヒバ材を見つける。その後、少しだけ改修作業。電ノコで切っていたら失敗して割ってしまったので、また後日再挑戦する予定。
 夕方。有希とつぶと散歩。ぐるりと歩いて、詫間のスーパーマーケットPICASOまで。有希が買い物をしている間、ぼくとつぶは外のベンチにて待つ。


 以前、つぶとぼくだけで歩いて来た時、つぶを外のベンチにひとり待たせて買い物したんだけど、誰かにいたずらされないかと気が気じゃなくて、結局ゆっくり買い物できなかった。親馬鹿と云われればそれまでだけど、この日も実際、有希が遭遇した変な買い物客が居たし。用心に越したことはない。
 そういや、英国では愛犬を外のポールにつないで、スーパーマーケットで買い物してる人たくさん居たよなあってこととかを思い出す。犬と同じ部屋で生活するのが当たり前の国では、その辺の認識が全然違うんだろうなあとも思う。ヨーロッパの主要な国では、犬は従属させるペットではなく、同じ生活圏を共有する『家族』という認識の方が強い。犬にも税金を支払う代わり、電車や公共交通機関にも同乗できる国がうらやましい。(いまだ殺処分がどうの、多頭崩壊がどうのという議論で止まっていて、法律的な改善が根本的になされない日本は、相当な後進国だからね。)
 夜。有希が作ってくれた晩ごはんは、お鍋の残り汁を有効活用した雑炊。昼間にone koan周辺で採ったふきのとうを上にふりかけて食べる。これこれ!ほろ苦くておいしい、春の味。


 食べ終えたらそそくさと、隣町の仁尾町へ。「松賀屋」という古民家で開催されていた音楽鑑賞会に遅れて参加。ぼくがたまに企画している「持ち寄りレコード鑑賞会」は、曲と曲の間に解説を挟まず、即次の人のおすすめ曲をかける方式だけど、こちらは真逆。かけた曲に対する思い入れを語る方がメイン。なので、ちょっと新鮮でした。
 ぼくはpizzicato one(小西康陽)の「かなしいうわさ feat.UA」を7インチレコードで。


 鑑賞会の後は、フリートーク。移住して来られた方も何組か居るようで、DIYの改修話とか、色々盛り上がる。
 24時過ぎに、お開き。

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