2017年3月2日木曜日

2月25日(土)愛着

 お出かけ前に、お裁縫。シャツのボタンが取れていたので、つける。
 岡山は倉敷市の児島に、「KAPITAL(キャピタル)」という洋服ブランドがあって、自社でデザイン・染色・縫製までしている。アウトレットでは試作品(おそらく1点もの?)も売られているようで、有希が最初に買ってきた幾つかの服は、他で見ないような実験的なものばかりだった。(例えば、ジャケットとバッグが一体型になっているとか。)ぼくが一目ぼれのすえ買ったのも、襟が独特の形状をしたデニムシャツ。ここ半年ほどお気に入りで、着る頻度がとても高い。
 ただ何故かここの服は、ボタンが度々取れる。ぼくのシャツだけでなく、有希の持っている服も、幾つかはぼくがつけ直した。「よっぽど下手な人がボタンつけしてるのかしらね」って有希と云い合いながらも、お気に入りであることには変わりがないので、それもまたよしとして笑い飛ばしている。だって、『かわいいものほど手がかかる』って云うでしょ?今時、そんなブランドもめづらしいもんね。
 午前。有希に伴って、多度津の古民家カフェ「e-COCOCHI」へ。そこで4月に行われる演劇公演の打ち合わせ。待っている間、カフェの片隅でお茶をして、ぼくはひとりくつろいでおこうという思惑だったのだけど、カフェとしての通常営業は現在休止中らしい。結局ぼくも、打ち合わせの方に参加。演劇制作の現場を参観しました。


 多度津は古い港町だから、古民家や町屋がぽつぽつ残っているのは知っていたけど、リノベーションをしてまで働きかけている人が居ることは、露ほども知らなかった。管理人をしている方の話を聞いて、何か協力できることがあればぼくも協力したいという気持ちになる。


 すでに動き始めているゲストハウスに続いて、4月にはこれからリノベーションしようとしている古民家の一般公開があるんだそう。どんな展開になるのか、とても楽しみだ。
 うどん屋でお昼ごはんを食べて、一旦帰宅。つぶのトイレやら、子犬の世話を済ませる。


 そして、有希と高松へ。
 瓦町FLAGにて、とあるダンス公演を観る。
 観覧後、有希はまた打ち合わせ。ぼくはひとり、ジュンク堂書店にて本を物色。平積みの少ないレイアウトと広すぎる売り場に慣れなくて、右往左往。マニアックな本は確かに多いけど、岡山店ほど惹かれるものがないのは何故なんだろう?
 帰り、綾川のエスニックカフェ「LIFE」にて食事。スタッフが病欠らしく、ご夫婦が忙しく立ち回っている。「お久しぶりです。」とご挨拶をして、席が空くまで待つ。あんまり「待たせてすいません」と申し訳なさそうに云われるものだから、「大丈夫です!ぼくらはゆっくり待ちますからー」とかフォローしているうちに席が空いて、そこに着席。厨房が忙しいのは変わりないので、ぼくらは最初から腹を据えて、お料理が出てくるまでの長い待ち時間を読書したりしてのんびり過ごす。
 香川には珍しい、エスニックなメニュー。彩りからして違う。一通り味わって、ふたりとも大満足。大すきなパクチーも、たくさん食べました。今年はone koanの裏山を、パクチー畑にしたいよねという計画も出てきたり。
 遅くなったので、急いで帰宅。わんこたちの世話をして、1日が終わる。

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