2017年3月20日月曜日

3月18日(土)レコードの音に酔いしれるための時間

 連休初日。
 午前中いっぱいは、子犬たちの世話。気がついたら、いつの間にか昼を過ぎていた。
 友だちが働いている善通寺の「宮川製麺所」で昼食のうどんを食べ、四国学院大学ノトススタジオへ向かう。
 市民劇「私たちの街の記憶」鑑賞。舞台に立つ何名かは、一般市民の方たち。演出家の西村和宏さんが、演者ひとりひとりから経験談を聞き、それを脚本に落とし込んだ作品。
 ぼくはまたしても、泣いてしまった。どうやら、『実話』に弱いのかも。ここでこんな日記をつけているのも、まさにそういうことだし。(どういうことやら。)
 一般の方で出演されていた渋いおじさまの話が、いちばんツボだった。フォークブーム全盛期にコンサートをやって人気者になった青春時代。サラリーマンになって転勤した先で生涯の伴侶と出会った話。
 もう一人の一般の方は、善通寺に生まれ育った品のいいおばさま。善通寺がまだ賑やかだった子ども時代、お洒落な駅前のレストランで両親と洋食を食べた話。気丈だったお母さんの介護を10年間やって、無事見送った話。
 彼らの他は、まだ「若者」と呼べる世代の演者ばかり。もちろん、その世代にはその世代なりのエピソードがあるんだけど、より説得力があるのはやはり、長い人生の時間を積み重ねてきた人のエピソード。ある種の郷愁感とともに。


 観劇後は、善通寺の甘味茶屋「sarisari」へ。やはり、ここのパフェがいちばん。期間限定、苺&小豆の抹茶パフェ。大満足。


 一旦帰宅。有希は子犬の世話、ぼくはつぶの散歩を。今日は35分。
 お気に入りのレコードを鞄いっぱいに詰めて、まんのうのカフェ「numar」へ。今夜は、ぼくがディレクションを手がけるイベント。

 「ぬまの持ち寄りレコード鑑賞会」


 参加する人にお気に入りのレコードを持って来てもらい、夜7時から10時までの3時間、1曲づつ順繰りにレコードをかけ続けようというイベント。(曲の解説はしないけど、ジャケットは見えるように立て掛けておく。)ジャンルにはこだわらないので、多種多様な音楽が聴けてとても楽しい。
 愛犬の妊娠・出産-子犬の育児に手を取られ、しばらくお休みしてたけど、今日からまた再開することにした。レコード人口を増やさんべく、コンスタントにやっていきたい。

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