2017年2月7日火曜日

2月5日(日)死を見据えることのできる人ほど、この一瞬一瞬を大切に生きる

 早めに起きるつもりが、目覚めたら午前10時をとうに過ぎている。今日も、自然解凍(目覚まし時計をかけないで気のすむまで寝た後、自然に起きること)。
 午前中。日記を書く。
 正午頃。朝風呂ならぬ、昼風呂。ぬるめのお湯にゆっくりつかる。
 冷蔵庫のアリモノで昼食。
 つぶの気分転換を兼ねて、散歩。
 読み終えていない本をバッグにつめて、外出。車で、観音寺方面に。
 ケーキ屋さんを兼ねた昔ながらの喫茶店「北欧館」へ。存在は長らく知っていたけど、訪れるのは今日が初めて。洋風なインテリアのここかしこから、昭和の香りがする。どこに座ろうかしばらく迷って、あっちへ行ったりこっちへ行ったり。結局、ステンドグラスの見える真ん中の席に落ち着く。


 ショウケースの中から、フルーツロールケーキを選ぶ。珈琲は、モカ・マタリ。うん、おいしい。今度は有希と一緒に来よう。
 旅をしている時は必ず、ご当地の喫茶店に入る。(カフェ、ではなく。)老舗になればなるほど、よい。毎日通っている常連客であろう人たちにまぎれて、あえてのアウェイ感を楽しむ。その瞬間ぼくは、まぐれもなくエトランゼ(異邦人)なのだ。
 近所でも、まだ行ったことのないお店に入る時は、大抵そんな感覚になる。東京を旅している有希のことを想いながら、ぼくもすこしだけ旅行気分。
 基本的に日曜の午後は、本とケーキと珈琲があればそれでいい。
 帰り、中古ショップに寄る。本とCDとDVDを幾つか買う。またしても、ライブラリが増えた。植草甚一じゃないけれど、これはライフワークみたいなものです。はい。
 晩ごはんを食べようと東方紅に寄るも、満席のため入れず。(ものすごい人気店になりつつある?台湾料理のお店。)PICASOに寄って食材を買い、家でテキトウに食べる。
 夜。宮崎駿監督のアニメーション映画「風立ちぬ」をみる。過去に劇場でみているので、これは2度目。
 鈴木プロデューサの云うことには、「戦闘機ずきなのに戦争ぎらいでもある宮さんに、ゼロ戦の開発者である堀越二郎を主役にした映画を作らせて、その矛盾を作品として昇華してほしかった(意訳)」らしい。出来上がったのは、きれいに戦争の描写を避けた究極の恋愛もの。以前言及した映画「この世界の片隅で」なんかより、こっちの方がツッコミどころ満載なのである。
 でもぼくは、きらいじゃない。むしろ、大すき。今回みた際も、3箇所ほどで泣いた。ほろっと。ただの恋愛映画としては、これからも何十回とくり返しみるだろう。この作品は、『愛すべき駄作』だと思う。(B級映画ずきなわたしには、ツボなのです。)
 就寝前、子犬たちの体重を量る。白い毛色の「もも」は564g(昨日より+44g)。茶色い巻き毛の「くり」は505g(昨日より+70g)。茶色ストレートの「かき」は405g(昨日より+52g)。みんな、生まれた時の倍になった。すごい。

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