2017年1月16日月曜日

1月15日(日)縁はフクザツに絡みあって未来を紡いでくれる

 早朝、愛犬つぶに起こされる。「トイレ行きたいですー。」(寝ているぼくの顔を舐めて、主張する。)寒波到来で部屋すでに寒し。いのいちばんにストーブを点けて、コートとマントとマフラーをしっかり着込んで、いざ外へ。さっと終わらせて、部屋に戻る。(つぶは、余計なマーキングをしないようしつけてあるので、トイレが終わったらさっさと戻ってくれる。)あんまり寒いので、ストーブ点けっぱなしで2度寝。
 結局、昼過ぎまで眠る。
 起きぬけに、ぜんざいがムショーに食べたかったので、冷蔵庫に眠っていた山清のあんこと、有希が数年前に作って冷凍してあった白玉で、作って食べる。おいし。
 大掃除、再開。
 昔のファイルをひたすら分別。まだ、終わらない。懐かしい写真が大量に発掘される。西日本放送ラジオで仕事してた時の、アナウンサさんやディレクタさんと撮った写真が思いのほかたくさん出てきて、びっくり。後は、詩の朗読をやっていた時の写真なんかもたくさん出てきた。それから、終わった恋の残骸なんかも…。どうしても、捨てられない。それは未練なんかじゃなく、今の自分があるのはそれらの恋をちゃんと乗り越えて来たから。その物的証拠。全部片想いで、どれひとつ成就しなかったけど、ぼくの独りよがりな感情を受け止めてくれた人たちにはとても感謝している。確かめる術はないけど、彼らも今ごろ幸せでありますように。
 有希と出会う前、共通の友人が出演していて、なおかつ最初で最後(たぶん)に有希が役者をしたお芝居「わが町」のパンフレットも発掘される。「制作」と「登場人物」の項に名前を発見。集合写真にも小さく写っている。ぼくらが出会う3年も前に、ぼくと有希はすれ違っていたのだ。『縁』というやつは、なんて不思議なんだろう。
 夜。宇多津のPizzeria Marinoにて夕食。その後、AEONシネマにて映画「この世界の片隅に」を鑑賞。しばらく買わないよう心がけていた映画のパンフレットを、思わず買ってしまうくらいには名作。素晴らしい。

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